2006年9月16日  羽根・長根の田んぼ

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2006 9 16 土曜探鳥会 羽根・長根
4人の子どもたちと先生と私、総勢6人のミニ探鳥会をおこなった。行き先は羽根・長根の田んぼである。目当てはノビタキの南下個体を観察すること。イワシ雲が秋の空を飾っている。稲刈りを終えた田んぼの畦にはヒガンバナが頭を出し始めた。透明な秋の空気を胸いっぱいに吸う。萩小を出発すると直にノスリが現れた。2組のつがいと1羽、全部で5羽も。つがいはそれぞれに相手を確かめ合うようにして円を描いている。2組の輪の距離はおそらく2キロメートルは離れているだろう。一度に見るとなかなかのものである。ツバメの数が減ってきた。越冬地への旅に発ったのだろう。代わりに目だって個体数を増やしたのがスズメである。春先にはどこに行ってしまったのかと思うほど見かけなかった。羽根・長根の田んぼでは群になって行動している。本来の姿に戻り安心する。目当てのノビタキを1羽だけ確認する。実は、ここに行き着くまでに2度も失態を犯した。子どもたちのカワラヒワとセッカを間違ってノビタキと言ってしまったのだ。もっとも肉眼で見えたのをあてずっぽで言ったのではあるが。間違いは間違いである。ノビタキについて言えば、先週の観察では確認できなかったので、今週のどこかでやって来たのは間違いなさそうだ。

探鳥会光景

探鳥会光景 探鳥会光景 探鳥会光景 ツユクサ ノボロギク
ヒガンバナ 探鳥会光景
合計 / 数
09 09 集計 総計
種名 学名 16
アオサギ Ardea cinerea 1 1 1
イカル Eophona personata 2 2 2
カワラヒワ Carduelis sinica 7 7 7
キジバト Streptopelia orientalis 1 1 1
キセキレイ Motacilla cinerea 1 1 1
ケリ Microsarcops cinereus 5 5 5
コサギ Egretta garzetta 1 1 1
スズメ Passer montanus 55 55 55
セグロセキレイ Motacilla grandis 2 2 2
セッカ Cisticola juncidis 3 3 3
ダイサギ Egretta alba 1 1 1
ツバメ Hirundo rustica 11 11 11
ノスリ Buteo buteo 5 5 5
ノビタキ Saxicola torquata 1 1 1
ハクセキレイ Motacilla alba 2 2 2
ハシボソガラス Corvus corone 2 2 2
ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis 6 6 6
ムクドリ Sturnus cineraceus 1 1 1
ヤマガラ Parus varius 1 1 1
総計 108 108 108