2002 三河湖野鳥観察記録     

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2002 12 28 気温3度の中ラインセンサスを開始する。林の床には未だ一面に雪が残っていた。凛とした風景というのはこのことを指すのだと思った。そんな中でも野鳥たちは黙々と生活していた。2羽のベニマシコ(♀)が種子をほおばっている。その真上ではルリビタキがやはり木の種子を食べていた。ハゼなどの乾燥した種子である。谷からはミソサザイの声、林の床付近ではシジュウカラやシロハラ、中段ではヤマガラ、樹冠付近ではエナガとヒガラが消え入るような声でやりとりをしている。余計な大声は体力を消耗するばかりであろう。上空にはトビ、ノスリ、ハシブトガラスが。珍しいかったのはウグイスの声を一度も聞かなかったことだ。まさか1羽もいないということは無いだろう。

12月28日まで

データの個数 : 日
種名 03 04 05 06 07 08 10 11 12 総計
アオゲラ 3 1 3 1 2 10
アオジ 1 2 3
アカゲラ 1 1 2
アトリ 1 1 2
イカル 2 1 1 1 5
ウグイス 7 1 4 4 8 2 2 28
ウソ 1 1
エゾムシクイ 1 4 5
エナガ 4 3 3 3 2 15
オオルリ 6 3 6 15
カケス 2 1 2 2 4 4 4 1 20
カシラダカ 2 1 3
カワウ 1 1
カワラヒワ 3 1 2 1 7
キジバト 1 3 1 5
キセキレイ 1 1 2
キビタキ 1 4 2 2 9
コゲラ 2 1 2 1 1 3 1 11
サンショウクイ 1 2 2 2 7
シジュウカラ 5 5 4 4 1 6 3 8 2 38
ジョウビタキ 1 1 2
シロハラ 1 1 2
センダイムシクイ 7 4 6 17
ツツドリ 2 1 3
ツバメ 1 1
トビ 1 1 1 1 4
トラツグミ 1 1
ノスリ 1 1 1 2 1 6
ハシブトガラス 1 2 2 2 1 3 1 12
ハチクマ 1 1 1 3
ヒガラ 1 1 1 1 6 2 2 1 15
ヒヨドリ 1 2 9 9 1 10 3 4 1 40
ベニマシコ 1 1 2
ホオジロ 3 2 5 3 4 7 3 5 3 35
ホトトギス 1 1
マヒワ 1 1 1 3
ミソサザイ 1 4 1 6
メジロ 1 1 2 1 4 3 2 1 15
モズ 1 1
ヤブサメ 1 4 2 1 8
ヤマガラ 3 2 3 4 8 3 6 1 30
ヤマドリ 1 1
ルリビタキ 2 2 4
総計 33 48 55 59 14 80 31 60 21 401


ベニマシコのメス